これからのプログラミング

仕事とは直接関係なかったんだけど、3年くらい前にプログラミング言語のPythonが人気という記事を目にしてちょっと興味を持ったんだよね。
当時、その世界では既にGPT-3なんかはあって生成AIの研究は進化し続けていたんだけど、一般にはあまり知られていなかった。ChatGPTが世に衝撃を与えたのは、たまたまだけど自分がPython習い始めたころなんだ。

ChatGPTもいきなり1億ユーザー突破とか言われてニュースになっていたけど、まだまだ一般的じゃなかったわ。

だね。自分もPythonの勉強は本をひたすら読んだり、オンラインスクールに登録して課題を解いたりといったことをもくもくとやる感じだった。
プログラミングって、最初のギャップが大きくて思考が慣れるのにちょっと苦労する。挫折するのはほとんどこの段階だよね。いつか必ずわかると信じて、いきなり理解しようとせず、完璧を求めず、ひたすら情報に接して手を動かすことである朝ちょっと分かる。もちろんちょっとだけど、それを積み重ねるとすすーっと理解が進んでいく。

私には無理だわ。

ただ、以前だったらそこからも長い道のりだったと思うけど、生成AIがプログラミングの世界を変えたよ。
最近じゃ、Claude CodeみたいなAIエージェントが進化して、結構複雑なプログラムもAIが書いてくれるようになった。人間が書くのと比較にならない速度と正確さがあるから、本職のエンジニアでもこれを使えないとアウトと言われているよ。

だったら、もうプログラミング勉強する必要ない?

そんな風に言うひともいるけど、自分はちょっと違う意見に同意する。コードを書くこと自体はもう人間の仕事じゃなくなりつつあるけど、それは結局何かを解決するための手段なんだ。どう作るとより良い解決になるとか、どんな工夫を加えるべきとか、そういうことは人間の仕事だ。というか人間の欲求かな。品質とか性能を向上させたいってAI自身が思うことはない。
生成AIによるパワーアップで、ソフトウェアエンジニアの定義が変わり、より付加価値の高いステータスになったんだと思うよ。
